2017年12月11日月曜日

ちと、つち

わたしのなかで、荒波のような数週間が流れ、そしてふたたび地に足がつく。
帰ってきたと感じ、おかえりなさい、と口にして、わたしは何度も何度も自分で台無しにしたところへ戻っていける。
それは、誰かがいかに、そこは不完全で、アンバランスだと行ったとしても、わたしにとって、平らで、うるおった地面なのだ。